アブノーマルな世界にも興味深々でした
高校の時、部活の部室に歴代先輩から引き継がれしエロ本文庫がありました
卒業前にひとり一冊寄付するのがしきたりでした
男子校ならではのほほえましい光景です
なにせ家庭用ビデオデッキが普及する前夜なもので
そのエロ本文庫の隅に目立たない文庫本がありました
10代の精液製造ロボットたちにとって、てっとりばやいオカズたるビニ本裏本エロマンガはひっぱりだこでしたが、この正体不明の文庫本はお茶を引いていました
何の気なしに読んでみたら、それはSM小説でした
巻頭巻末に、荒縄で縛り上げられローソクをたらされる裸女のグラビアがあって、誰だか知らないが使用の痕跡が...(キタね!)
使用痕に触りたくないし痛そうな絵には惹かれなかったので、グラビアは破り捨てて授業中に教科書に隠して小説だけを読書しました
題名「なんちゃらの尻奴隷」(作者名失念)という作品に惹かれました
浣腸と強制排泄の場面が多く出てくるのですが、ヒロインたちのの羞恥と屈辱にまみれた心中描写とセリフに異常に興奮しました
圧巻はふたりの尻奴隷が、一本の浣腸器でグリセリン希釈液をお互いに肛門から注入し合い、強烈な便意に耐えながらS男性のペニスをWフェラするシーンです
このご主人様をイカせなければ排便が許可されません
もし許可されたとしても一個の金盥に順番にひとりずつひり出すように命令されています
ふたりともいいつけを守れず床にぶちまけてしまいます
おしおきとして互いの尻を舌で清め、さらに汚れた床でいいと云われるまでレズることを命令され、二人が絶望の涙を流しながら互いの肛門を舐めあうところでその物語は終わりでした
初期のリピドーが肛門を対象とするフロイトの心理学説、そして究極の性愛たるスカトロジーを筒井康隆文豪の「腹立ち半分日記」で知識としては知ってはいました(老作家と女性編集長のプレイが文壇では有名との情報)
が
実際にそれにのめりこんでいる大人達が実在することを知り、自分もいつかはその世界を覗き見る機会を得たいと思いました
それから十年、やっとのことで素人童貞も卒業した小生は、上記の世界にも活動領域を広げてオトナの変態にならんと調査を開始しましたが、SM系はどうも行く気になれなく
一回だけ試した日暮里のSMクラブ(Sコース)はそれほど盛り上がらず、60min/30Kで200ml浣腸1回にフェラ抜き単発はコスパが悪すぎてそれっきりです
それでは自分がされるほうになったらどうなるのかと考えるようになり、いろいろ探ると今は亡き内外タイムスの三行広告欄になんとも珍妙な広告が・・・
現存の老舗
e&caでした
婦人科診察台でイロイロされるわけか
コレいいかも
毎度のことですが、実に安直に行く気になりました
次回に続きます