昭和の絵師と呼ばれた上村一夫画伯
忘れもしない中学2年、近所の駐車場で拾った成人向け週刊誌にその漫画は連載されていました
トラックの陰でドキドキしながらページをめくると、衝撃的な絵が…
流し目が多いw
永井豪や石ノ森章太郎に代表される美少女系の女子像ばかりを見ていた昭和の中坊は、やけにニヒルで大人っぽい女性の裸身を、むき出しのリアルなエロさを突きつけられたのでした
その場でオナニーしたのは云うまでもありませんw
その後、書店でとりつかれたように上村作品を探すものの小さな地方都市の悲しさで何処にも無い
友だちのおばあちゃんがやってるよろず屋さんにあったエロ本で画伯の名を偶然発見して手に取ったのもつかの間
「20年早いんだよ!」とおばあちゃんに大目玉を喰らい退散
他人の子を叱ることが当たり前の時代でありました
そして、エロ本の自販機がまだ登場する前の時代でもありました
その後、もう画伯の作品の観賞を諦めかけた頃、クラスメイトのお兄ちゃんが所持していた画伯作品(しかも単行本)を貸してもらえるという僥幸に恵まれたのでした
食い入るように読みまくり、暫くは毎日のオナニーのオカズに不自由しなかったのは云うまでもありませんw
しかし、我欲の到達とともに飽きるのも早く、1ヶ月程でお兄ちゃんに返却
単行本のタイトルさえ忘れてしまったものの、内容は画伯作品にしては珍しく、未成年(たしか当時の自分と同い年くらいの少年少女)カップルの性愛を描いたもので、少女が妊娠してしまい心中を図るといったものでしたが、廃墟と化した無人の共同浴場における性交シーンを最もオカズにしてシコりました
40年近い時を経、画伯の功績を記した公式HPを探しても、この作品は見当たらなく、ひょっとしたら小生の記憶違いで、他のエロマンガとごっちゃになっているのかも知れず、はたまた記録に残らないほどの書き下ろし作品だったのかもしれません
今となっては、確かめる術もなし