勃起よりも射精のほうを早く経験していました
小六の頃
朝 起床と同時に覚えた下半身の違和感
排尿の爽快感とほまた一味違う感覚のあと
チンチンから漏れだすネバネバした臭い汁
こんなこと親兄弟や先生や友達に相談など出来るわけもなく
ひたすらやみつきにズリセン三昧の日々です
現代の青少年諸君ならば、高度に情報化された各種ツールで春の目覚め以前に知識を得てしまうでしょうが
悲しいかな昭和50年代です
図書館の子供向け医学マンガぐらいしか情報がありません
ただし、家庭用ビデオデッキの普及前
まだ18禁規制が法的に曖昧なこともあり
大人用の雑誌やらマンガやらが、やたらそこら中にあって
子供でも気軽に見ることができました
小生にしても、生意気にも
白昼堂々書店の川上宗薫や宇野こういちろうらの官能小説を
文字通り立ち読みするは
友達のお兄ちゃん秘蔵のカニバケツと云うエロマンガを無断借用しては
ずりせんのオカズにしていました
現代と違い具体的な画像やら動画やらをめったなことでは目にする機会か無かったからこそ
イマジネーション(即ち猥想)を際限無く膨らませ、ついでにチンチンも膨らませまくる割りには
現代で云うところの喪男キモオタとして異性に縁のない十代を過ごした結果
成人後約30年近く渡り、エロ主体思想に基づく支離滅裂な挙動を連発した
かようにに振り返る次第であります
チンチンが勃起するのと相前後して